歯科用語集

ハイドロキシアパタイト フルオロアパタイト

用語 読み方
ハイドロキシアパタイト フルオロアパタイト はいどろきしあぱたいと ふるおろあぱたいと

ハイドロキシアパタイトは、歯や骨の主成分です。
エナメル質では97%、骨では65%がハイドロキシアパタイトになります。

ハイドロキシアパタイトは化学式Ca10(PO4)6(OH)2 で示される塩基性リン酸カルシウムで、天然には骨や歯の主成分として、また鉱石として存在し、高い生体親和性を示すことが知られています。

脱灰反応 ハイドロキシアパタイトは酸によって最終的には次のような反応によって完全に脱灰される。
Ca10(PO4)6(OH)2 + 8 H+ ⇄ 10 Ca2+ + 6 HPO4 2- + 2 H2O

歯の表面は「ハイドロキシアパタイト」という結晶でできていますが、フッ素を取り込むことによって「フルオロアパタイト」という結晶に変わります。
Ca10(PO4)6F2こちらの方が酸に強いのです。むし歯になりにくくなるということです。

この記事の執筆者:加藤 誠也

加藤歯科医院 院長 加藤 誠也
医療法人社団 加藤歯科医院 理事長
加藤 誠也

1984年(昭和59年)北海道大学歯学部卒業卒業と同時に、北海道大学歯学部第二保存科(歯周病科)へ入局、1994年(平成6年)札幌市東区にて、加藤歯科医院を開業、現在に至る。
インプラント学会所属。年間100本以上のインプラント埋入の実績を持つ。

  • 日本口腔インプラント学会
  • 北日本口腔インプラント研究会
  • クリニカルヘルスプロモーション研究会所属
  • その他、多数の学術セミナーの終了認定証を受ける

加藤院長の書籍(共著)「人はなぜ歯科医院にいくのか」

加藤雅也 共著 人はなぜ歯科医院に行くのか?

札幌市東区北30条東の加藤歯科医院

北30条東8丁目のバス停から徒歩1分、駐車場13台分完備

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