歯科用語集

歯間ブラシ

用語 読み方
歯間ブラシ しかんぶらし

歯周病で歯ぐきがやせてしまった場合、あるいは欠損部にブリッジを入れた場合には、歯間ブラシを使うことが必要になります。

歯間ブラシとは、このように歯の間を通しやすい形態のブラシがついている清掃機具です。
隙間の大きさによってブラシの大きさもいろいろあります。

歯間ブラシ

この歯間ブラシは、ライオンの歯間ブラシです。デントEX歯間ブラシといいます。
使いやすく良い製品なので、当院の受付で販売しています。
もちろん、いろいろな製品がありますので、ご自分に合ったものを使われるといいと思います。

歯間ブラシの使い方

歯間ブラシの使い方

このように、歯と歯の間に差し込んで使います。この図では、内側から入れていますが、外側から入れてもよろしいです。
ただし、歯ぐきに痩せていない方が無理に使うと、歯ぐきがやせてしまう原因にもなりますので、歯科医院でドクターか衛生士さんに相談してみてください。
正しい使い方と、合ったサイズを教えてもらえます。
(歯ぐきのやせていない方は、フロスを使ってください。)

ブリッジには歯間ブラシが必要

ブリッジの図

これはブリッジの図ですが、矢印で示した部分が歯ブラシだけでは磨き残しになってしまいます。
この部分にも歯間ブラシを入れるようにしてください。歯周病でなくても、絶対に必要です。
歯間ブラシを使わなければ、そこから必ず虫歯になってしまいます。
ブリッジに隙間がなければ、食べ物がはさまらなくてよいと思われる方もいるかもしれませんが、最低限歯間ブラシが入るスペースを開けているのです。
でなければ、虫歯ができてしまうのです。

インプラントを入れた場合も歯間ブラシが必要になる場合があります。
担当の衛生士さんによく聞いてみてください。

この記事の執筆者:加藤 誠也

加藤歯科医院 院長 加藤 誠也
医療法人社団 加藤歯科医院 理事長
加藤 誠也

1984年(昭和59年)北海道大学歯学部卒業卒業と同時に、北海道大学歯学部第二保存科(歯周病科)へ入局、1994年(平成6年)札幌市東区にて、加藤歯科医院を開業、現在に至る。
インプラント学会所属。年間100本以上のインプラント埋入の実績を持つ。

  • 日本口腔インプラント学会
  • 北日本口腔インプラント研究会
  • クリニカルヘルスプロモーション研究会所属
  • その他、多数の学術セミナーの終了認定証を受ける

加藤院長の書籍(共著)「人はなぜ歯科医院にいくのか」

加藤雅也 共著 人はなぜ歯科医院に行くのか?

札幌市東区北30条東の加藤歯科医院

北30条東8丁目のバス停から徒歩1分、駐車場13台分完備

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