歯科用語集

関連痛

用語 読み方
関連痛 かんれんつう

関連痛は奥歯で起こりやすく、隣の歯や上下の歯を間違えたりすることがあります。
上の奥歯が悪いのに、下の奥歯が痛く感じたり、下の奥歯が悪いのに上の奥歯が痛く感じたりします。
歯の痛みを伝達する際に痛みの場所を錯覚することが時々ありますが、これを関連痛といいます。

歯の痛みを脳に伝達するのは三叉神経と呼ばれる脳神経で、脳から3本に大きく枝分かれして顔面の感覚を支配しています。
三叉神経の末端から伝達される痛みの情報が脳に近づくにつれて1本の神経になるため、どこの末端から情報が伝達されているのか分からなくなることがあるせいのようです。

ご自分でもわからない場合、判別する場合には、レントゲンを見たり、噛んでもらって痛くないか?
風をかけて痛みの発生を見たり、原因歯と思われる歯に麻酔をして痛みが消えるかどうかを確認するなどして、診断をしています。

この記事の執筆者:加藤 誠也

加藤歯科医院 院長 加藤 誠也
医療法人社団 加藤歯科医院 理事長
加藤 誠也

1984年(昭和59年)北海道大学歯学部卒業卒業と同時に、北海道大学歯学部第二保存科(歯周病科)へ入局、1994年(平成6年)札幌市東区にて、加藤歯科医院を開業、現在に至る。
インプラント学会所属。年間100本以上のインプラント埋入の実績を持つ。

  • 日本口腔インプラント学会
  • 北日本口腔インプラント研究会
  • クリニカルヘルスプロモーション研究会所属
  • その他、多数の学術セミナーの終了認定証を受ける

加藤院長の書籍(共著)「人はなぜ歯科医院にいくのか」

加藤雅也 共著 人はなぜ歯科医院に行くのか?

札幌市東区北30条東の加藤歯科医院

北30条東8丁目のバス停から徒歩1分、駐車場13台分完備

午前 9:00 – 13:00 休診
午後 14:30 – 19:00 休診 休診

PAGE TOP