歯科用語集

SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)

用語 読み方
SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー) えすぴーてぃー(さぽーてぃぶぺりおどんたるせらぴー)

SPTとは?

簡単に言いますと、歯周病治療後の定期健診です。

病状の安定を維持するための歯科医療従事者によるプラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、咬合調整などの治療を主体とした定期的な治療です。

歯周病は、歯を支えている歯ぐきや歯槽骨にダメージを与えます。
歯周病の治療をしても、ダメージを受けた歯ぐきや歯槽骨はやせてしまい、元には戻りません。
歯周ポケットも正常の1~3ミリの範囲を超えて、4ミリ以上のところが残ってしまう場合がほとんどです。
そうなると、ブラッシングを熱心にしても、歯周ポケットの深いところなどは、きれいにすることができません。
歯石も付きやすくなってしまいます。

そのために、定期的に歯科医院へ行って、歯周病の状態を確認し、自分で磨けない部分をきれいにしてもらう必要があります。
歯石は、ブラッシングでは取れません。
衛生士さんに取ってもらう必要があります。そのために行うのが、SPTなのです。

残念ながら、初期の歯周病以外は、完全に良くなることはありません。
また、原因である歯周病菌が、いなくなることもありません。
ですから、歯周病はいつでも再発する病気なのです。
進行を遅らせ、少しでもご自分の歯を長く使うためにも、歯科医院で定期健診(SPT)を勧められたら、定期健診を受けることをお勧めします。

札幌市東区北30条東の加藤歯科医院

北30条東8丁目のバス停から徒歩1分、駐車場13台分完備

午前 9:00 – 13:00 休診
午後 14:30 – 19:00 休診 休診

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