歯科用語集

過剰歯

用語 読み方
過剰歯 かじょうし

過剰歯とは?

過剰歯とは、通常の歯の本数よりも多く形成された歯のことで、口の中に生えてくる歯と、顎の骨の中に埋まっている歯(埋伏過剰歯)があります。

過剰歯がよく見られる部位は上顎前歯部(上の歯の真ん中)

過剰歯がよく見られる部位は上顎前歯部(上の歯の真ん中)ですが、その他の部位にも、できる場合もあります。

過剰歯
この写真で言いますと、丸で囲まれている歯が過剰歯になります。

その影響で、あごの骨の中の永久歯(赤い矢印の歯)が、回転してしまっています。
放置しておきますと、永久歯の萌出障害になったり、正中離開(真ん中の前歯がすいてしまっている歯並び)などの不正咬合の原因になります。

治療としては、抜歯になりますが、あごの骨の中での位置などによって抜歯できる時期が変わってきます。(永久歯を傷つける可能性があるなど)
あごの骨の中に埋まっていて、ほかの永久歯の障害にならない場合は、放置しておくことが多いです。

特に、痛みなどはなく、レントゲン撮影の際に、見つかることが多いです。

この記事の執筆者:加藤 誠也

加藤歯科医院 院長 加藤 誠也
医療法人社団 加藤歯科医院 理事長
加藤 誠也

1984年(昭和59年)北海道大学歯学部卒業卒業と同時に、北海道大学歯学部第二保存科(歯周病科)へ入局、1994年(平成6年)札幌市東区にて、加藤歯科医院を開業、現在に至る。
インプラント学会所属。年間100本以上のインプラント埋入の実績を持つ。

  • 日本口腔インプラント学会
  • 北日本口腔インプラント研究会
  • クリニカルヘルスプロモーション研究会所属
  • その他、多数の学術セミナーの終了認定証を受ける

加藤院長の書籍(共著)「人はなぜ歯科医院にいくのか」

加藤雅也 共著 人はなぜ歯科医院に行くのか?

札幌市東区北30条東の加藤歯科医院

北30条東8丁目のバス停から徒歩1分、駐車場13台分完備

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